2006年 10月 12日
キバナノアキギリ |
ーシソ科 アキギリ属ー
花の長さ:2.5~3.5cm
花の高さ:20~40cm
名前の由来は、秋に桐の花に似た黄色の花をつけることによるそうだ。
でも・・・桐の花って、アップで見たことがないなぁ~^^;
背が高くて、よく見えないですよね。来年は、花のアップも狙わなくちゃ!(笑)
この花は、虫が花の中へ潜り込んでくれないと・・・受粉できない。
難しい仕組みになっているお花。(***参照)
道沿いに群生していることが多い。
またまた、アップで見てみましょう(笑)
この辺りで見かけるキバナノアキギリは、みなほっぺたを赤く染めている。
おてもやん見たいで、可愛い♡
これは、別の場所で咲いていたキバナノアキギリ
山の中腹から見かけた。どちらかと言うと、日陰の方が好きみたいで・・・
この場所には、上のようなおてもやんは、見つからなかったですね。
こちらの方が、お姉さんっぽいですね。
キバナノアキギリを一生懸命撮っていると・・・そばに、こんな赤い実が・・
どうも調べてみると、マルバノホロシの実のようです。(自信は無いです。間違っていたら、教えてください)
まだ、赤い実は少なく・・緑の実がいっぱい付いていました。
***受粉の仕組み***
雄しべ4個のうち2個が完全で、2個jは退化してごく小さく目立たない。完全な雄しべは独特のつくりになっている。(上部にあって見えない)
花の奥に見える紫色の葯は、退化している。退化した2個の葯は互いにくっ付いている。
花冠の外へ長く突き出ている支柱のように見えるのが花柱。
虫が花の中にもぐりこんで退化した葯(紫色)を押すと、花糸と葯隔の接点を支点にして、葯がシーソーのように下がり、花粉が虫の背中にくっつく。
自然界の仕組みって、摩訶不思議ですよね。誰にも真似できない。。。
キバナノアキギリだけに成せる業。
だから、生き残ってこれるんですね(*^-^)ニコ
こんな仕組みを知ると、大切に守ってあげなければ・・と思いますよね!
by momo30019
| 2006-10-12 19:10
| 山野草